新型コロナウイルスの消毒除菌に使用するアルコール(エタノール)の至適濃度範囲 重量%と容量%

新型コロナウイルスの消毒除菌に使用するエタノールの濃度

消毒に使用するエタノールの至適濃度範囲

日本薬局方(局方)では 76.9~81.4 v%

米国薬局方であるUSP-NFでは68.5~71.5v%

World Health Organization(WHO)ガイドラインでは60~80v%

コロナウイルスに対する厚労省発表のアルコール(エタノール)の濃度

60%台のエタノール濃度でも差し支えないという見解になってます。

②アルコール(濃度70%以上95%以下のエタノール) 手洗いがすぐにできない状況では、アルコール消毒液も有効です。 アルコールは、ウイルスの「膜」を壊すことで無毒化するものです。 <使用方法>濃度70%以上95%以下(※)のエタノールを用いて、よくすりこみます。 (※) 60%台のエタノールによる消毒でも一定の有効性があると考えられる報告があり、70%以上のエタノールが入手困難な場合には、60%台のエタノールを使用した消毒も差し支えありません

引用元-新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)

エタノール濃度 重量(W)% と容量(V)%

エタノール濃度:重量(W)% と容量(V)%との違い

水の比重は 1 エタノールの比重は 0.794。比重差で容量%と重量%で違いが出ます

エタノール濃度78%容量(V)% は約71重量(W)%になります。

エタノール濃度70%容量(V)% は約62重量(W)%になります。

エタノール濃度60%容量(V)% は約52重量(W)%になります。